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チャチャとチャイチャの物語 だい二話 くもがまたあらわれる 前半

このまえのくものたびがおわってすうじつご、チャチャとチャイチャはおもいでをかいてついにかんせいさせました。

二ひきはそとを見ると、またながれぼしがながれてきて、まえのようにまんなかにほしのついた、二ひきがのれるくらいのくもになりました。二ひきはそれをずっと見ていました。でも二ひきともしーんとしています。どうしてかというと、またかーと思っていたからです。

でもいやだなーと思っていたわけではないのです。ただおもいでをもう1こかかなきゃと思っていたからです。そのときチャイチャがいいました。

「ねえ、チャチャ、やっぱりもういちどのってみない?思いでがたくさんできたって、あたまの中にのこしておけばいいんじゃない?」というと、チャチャも

「でももしわすれたら?」

「チャチャ、ながれぼしを見ればいいじゃん」

「そっかあたまいいねチャイチャ弟なのに」

「えっへん兄よりあたまいい犬や人ってなかなかいないよねー」

「もうチャイチャったらよくゆうよ」

「じゃあのろう」

といって二ひきはくもにのりました。

「このたび、あと九のかかかりそうだね」

「そうだね、チャイチャ」

といっているうちに、くもはもうじめんから35キロもはなれていました。そのときとつぜん、きたからくるぼう風の風がふいてきて、すべてふきとんでしまいそうでした。

でもそんな風がふいていたら二ひきのこやより遠くにきてしまいそうでしたが、二ひきがのっているくものまんなかにあるほしがひかり、たいようのように風とたたかって、なんとか遠くにはいきませんでした😊

それには、二ひきもうれしそうによろこびました。メタじょほうをつっこみますが、だいいちわのように、二ひきがはじめてくもにのったときのように、しっぽをふりふりしていました。

くももうれしそうに、まんなかにあるほしをひからせていました。二ひきもそれを見ると、もっとうれしくなりました。

後半につづく

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おまけのめいろワンよ

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この記事を書いた人

こんにちは、Aiです。私は小学一年生からブログをはじめています。チャチャとチャイチャという二ひきのいぬがくものたびをするものがたりを書いています。第十話まであります。ぜひ見てください。

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