二ひきのお話のつづきです。それでは二ひきの話をきいてみましょう。
「ねえ、チャチャ」
「ん?なあに、チャイチャ」
「あのさ、このまえのくものなかにお金がはいっていたでしょう。そこうめたじゃん。だからそのうめたところがあいちゃって、ちょっとまたいっしょにうめてくれるかききたかったんだけど」
「それがなに?」
「それが、ちょっとあながあいたみたいになっちゃったの。てつだってくれない?」
「えー、そういってもさ、もしちぎれたらどうしようじゃないの?」
「まあ、きょうのあさごはんよういしよう」
「わかった、チャイチャ」
「じゃあ、ぼくやるね」
「うん、チャチャ」
「くもよ、あさごはんちょうだい」とチャチャが言うと、くものテーブルが出てきて、たちまちごはんが出てきました。そのなんとおいしいことといったら!この山もりのアイスが…。
くもも、チャチャとチャイチャがすきなので、アイスに「すき」とかいています。
と、そのときです。テーブルとごちそうがなくなって、おまけにくもがちぎれそうになっています。
「キャー。チャチャがいっていたことはほんとうだ」
そして
「え?でもまいごになるって」
と、そのとき
ぽっかん。とくもがちぎれてしまいました。
後半につづく
おまけワンよ
このひらがながかいてある、しかくのなかにことばやもののなまえがはいっているよ。
ちなみに、15こかくれているワンよ。見つけてみてねワン。
